7.宝はみんなの足元にある!
「地域資源の掘り起こし方~活用まで」、
学べます
――会社紹介――
・団体名:いなか伝承社(NPOです)
・代表者氏名:田中寛人
・設立年月日:2013年9月1日
・主な活動地域:和歌山県内全域のいなか(和歌山市の中心市街地以外)
【活動目的】
和歌山県内各所の農山漁村や中山間地など、いわゆる「いなか」の情報を都市部へ発信し、交流を推進することで「いなか」のファンを作り、土地や地域産業と共に文化的要素(慣習や風俗、信仰、生きるための技術や知恵など)を次世代へ伝承する。
【活動内容】(順不動)
・農山漁村や山間部への移住促進支援
・都市農村交流企画・実践(エコツーリズム、グリーンツーリズム等)
・いなか情報発信
・地域資源の発掘・再評価及び活用(商品化、体験プログラム化など)
・現場で地元の方から学ぶ、『いなか生活デザイン学セミナー』
・かつての民具・農具の保存及び活用できる場づくり
・インバウンド観光の推進(外国人観光客の誘致・利便性向上の仕組み作り)
・いなかの食を追求する「野食倶楽部」
・「地域おこし協力隊」の導入推進及びフォロー
・各地の地域おこし団体のサポート(コーディネート、情報提供など)
・森のようちえん導入&実施支援
などの仕組みづくりとその実践を行っています。
▼代表の想い
和歌山県内のいなかに残る土地や文化を後世に残したく、サラリーマンを辞めて地域づくりの世界に入りました。
アフリカに「一人の高齢者が死ぬと、一つの図書館がなくなるのと同じだ」ということわざがあるのですが、本当にその通りだと思っています。
田舎に住むおじいちゃん・おばあちゃんは非常にたくさんの経験知・生きる知恵・暮らす技術などを持っているにもかかわらず、その貴重なモノが伝わらずにどんどん失われています。非常に「モッタイナイ」です。
なんとかその知識・知恵・技術などを伝えられるよう、色々な仕掛けを企画・実践・事業化していきたいと思っています。
▼仕事のやりがい
-毎日違う作業ができる
-身近にある資源が宝になる
-知的好奇心が満たされる
-仕掛ける側の苦労と楽しみ
▼インターンシップ参加者に対して
-イベントをすることが地域おこしの目的になっている現場が多々ありますがそれは違うのではないかと思います。なぜならイベントはただの手段であり、参加者に地域の何を伝えたいか、それがどれだけ伝わったかが重要です。
-何か一つのことだけやっても地域おこしにはつながりません。なので当団体では複数の仕掛けを同時並行で動かしています
-その仕掛けになる「タネ(そこにしか無い地域資源)」を探し出すことが、他のいなか地域との差別化には重要であり、それを見つける・見分ける・探し出せるようになるキッカケを学んでもらえたら。
-それぞれの方が持つスキルを活かして、代表の右腕になってくれる人も探しています。
(文責:田中)
受入場所
和歌山県伊都郡高野町周辺
研修概要
担当者は代表田中です。地域おこしの現場に同行し、事業者や受入先の指示に従って作業して頂きます。
クリエイティブなこともすることがありますが、基本的に裏方でコツコツやる作業も多いです(文献調査、現場調査、聞き取り、テスト実験、企画書づくり、交渉、地域の作業のお手伝いなど)。
研修内容
8:00~23:00の間で勤務(毎日変則的で長時間かかる日も多いです。途中休憩あり)
受入定員
1日の受入定員は2人
応募条件
・最低連続で1週間以上参加できること。
・40歳までの方。
費用
参加費は要問合せ(食事代・保険料・宿泊代等は含まれません。)
備考
滞在中は付属する古民家(築80年で、代表の家兼事務所兼ゲストハウス)に宿泊して頂きますので、日常生活のお手伝いもして頂きます。宿は簡素な素泊まり宿ですので、自炊・共同調理・外食の必要があります。(要相談)
8月現在の取り組んでいること
・今表面的に見えているものを使った商品開発及び体験プログラム作り
・地域に眠っているものを使った商品開発及び体験プログラム作り
・薬草栽培普及のための土台づくり
・民泊の開業及び運営
・地域の中で人材発掘、資源掘り起こし
・地域の発信のための仕組み作り
・いなかそのままを売る民俗ツーリズムの仕組みづくり など
※どれもすぐに視覚化できたり、結果に結びつくものではありません。
こんな人に向いているかな
・いなかの地域起こしに興味のある人
・地域資源の掘り起こしを学びたい人
・限界集落の生活に興味のある人
・地域おこし協力隊の応募を考えている人
・料理を作ることに関心のある人
・学ぶことに熱意を持てる人
・本気の人